タイトエンド(TE)
NFL.jp 編集部読了 2分
ブロックとパスキャッチの両方をこなす選手です。オフェンスラインのすぐ外側に付き、隊形の形そのものを変える役割も担います。
タイトエンド(TE)は、オフェンスラインの端に「タイト(密着して)」に付く、ブロックもパスも担当する選手です。5人並んだ大柄な選手の列の、すぐ外側に1人だけくっついて立っている選手を探すと見つかります。
役割
TE の価値は、2つの仕事を1人でこなせる点にあります。ランプレーでは、オフェンスラインの一員のようにディフェンシブエンド(DE)やラインバッカー(LB)へ当たり、外側の走路をつくります。パスプレーでは、そのまま前へ出て受け手になります。
隊形の面でも意味があります。攻撃側はスナップの瞬間に7人がスクリメージライン上に並ぶ必要があり、オフェンスラインの5人に TE が加わることで、その並びを崩さずに受け手を1枚増やせます。守る側から見れば、ブロックに来るのか走り出すのかを立ち位置だけでは判断しにくく、そこが TE のやりづらさになっていると考えられます。
観戦のポイント
まず、ラインの右端と左端のどちら側に TE が付いているかを確認してください。TE が付いた側は人数が1人多くなるため、ランが出やすい側になりやすいと言われます。
スナップ直後の初動も分かりやすい手がかりです。目の前の相手に当たりに行けばブロック、そのまま前方へ抜けていけばパスの受け手です。ゴール前の狭い場所では、体格を生かした TE へのパスが選ばれることも多くなります。
隣り合うポジション
並びの上で最も近いのはオフェンシブタックル(OT)で、その外側に付くのが基本の形です。受け手としての仕事はワイドレシーバー(WR)と重なり、ブロック役としてはフルバック(FB)の代わりを務めることもあります。守る側では、ラインバッカー(LB)やセーフティ(S)が担当につきます。