ロングスナッパー(LS)
NFL.jp 編集部読了 2分
パントやフィールドゴールで、長い距離のスナップを正確に送る専門職です。うまくいくほど目立たない仕事だと言えます。
ロングスナッパー(LS)は、キックの場面だけに出てくるスナップの専門職です。パントやフィールドゴール(FG)でボールの上にかがんでいる選手がそれにあたり、蹴る側の3人組のうち、最初にボールに触れる1人です。
役割
LS の仕事は、後方の味方まで、決まった速さと高さでボールを送り届けることです。パントではパンター(P)まで 15ヤードほど、FG ではホルダーまで7ヤードほど送るのが一般的で、しかも回転の向きまで整えて渡すことが求められます。股の間から後ろへ投げる形になるため、視線は逆さまのままです。
ボールを離した直後には、前から突っ込んでくる相手を受け止めるブロックにも入ります。パントであれば、そのまま前へ走って相手の返球を止めに向かうこともあります。1試合の出番は数回に限られますが、その数回がすべて得点や陣地に直結します。
観戦のポイント
キックの場面で、ボールの真上にかがんでいる選手を探してください。攻撃時のセンター(C)と同じ姿勢ですが、後ろの味方までの距離がまったく違います。中継では蹴る選手を映すため、LS が画面に入るのは一瞬です。
分かりやすいのは、うまくいかなかったときです。スナップが高すぎたり低すぎたりすると、その1回だけでキックそのものが成立しなくなります。逆に言えば、何事もなく蹴られた場面はすべて LS が仕事をした結果だと考えてよいはずです。
隣り合うポジション
送る相手はパンター(P)と、フィールドゴールでボールを立てるホルダーです。ホルダーはパンターが務めることが多く、その先にキッカー(K)が控えます。同じ姿勢でボールを送るという点では攻撃時のセンター(C)と共通しますが、距離と役割は別のものと考えたほうが分かりやすくなります。