キッカー(K)
NFL.jp 編集部読了 2分
フィールドゴールとタッチダウン後のキックを蹴る専門職です。出番は短くても、勝敗が決まる場面で登場することの多いポジションです。
キッカー(K)は、得点につながるキックを担当する専門職です。攻撃が止まった直後にサイドラインから走り出てきて、数歩の助走で蹴り、すぐ下がっていく選手を見れば、それがキッカーです。
役割
キッカーの主な仕事は3つあります。ゴールポストの間を通せば3点になるフィールドゴール(FG)、タッチダウン(TD)のあとに1点を狙うキック、そして相手に攻撃権を渡すキックオフです。ボールに触れる回数はごくわずかですが、そのどれもが得点に直結します。
FG は距離が伸びるほど成功率が下がるため、どこから狙うかはコーチの判断になります。残り時間が少なく、3点あれば勝てる場面では、攻撃をあえて中央へ寄せてから蹴らせることもあります。試合終盤の位置取りを見ていると、そのチームがキッカーをどこまで信頼しているかが伝わってきます。
観戦のポイント
FG の場面は3人の連係で成り立っています。ロングスナッパー(LS)が後方へボールを送り、ホルダーが地面に立て、キッカーが蹴ります。一連の動作は数えるほどの短い時間で終わるため、リプレイでどこが乱れたかを確認すると理解しやすくなります。
もう1つ、蹴った瞬間ではなくボールの軌道を追ってみてください。ゴールポストは思いのほか狭く、距離が伸びるほど左右のずれが大きくなります。距離が足りていたのに外れたのか、方向は合っていたが届かなかったのかを分けて見ると、成否の理由が見えてきます。
隣り合うポジション
同じキックの専門職としてパンター(P)がおり、FG ではパンターがホルダーを務めることがよくあります。ボールを送るロングスナッパー(LS)も含めた3人は、練習から常に組んで動く単位だと考えられます。